WEB技能社のお客は、9割以上が建築業界(工務店・リフォーム会社)の方です。

建築業界の方はいわゆる「起業家」タイプで、自らが創業した、あるいは2代目で「先代とは時代も違うし、何かを変えなければ…」という方が90%以上。

このようにお客がかたよるのは、きっと僕らとの会話の中で「業界の未来について、真剣に考えている会社だな」と共感していただける部分が多いからだと考えています。

WEB技能社は、ひょんなことがきっかけで創業された会社です。

僕(渡辺)は新卒で入社した岡山県の銀行を辞めたあと、リフォーム屋の営業として働いていた2012年、ITビジネスに出会いました。

会社員として働きながらビジネスを始め、大学まで陸上をしていた経験を活かして、男性向けのダイエット関連のビジネスを開始。

ちなみに、当時のホームページはこんなデザインでした。

 

WEB技能社の前のホームページ

最新のデザインを採用し、当時はまだ珍しかった動画も採用。にも関わらず、ビジネスは鳴かず飛ばずの状態が続きました。

それがとても悔しくて、会社を辞めてITについて学ぶために東京へ。

そこで、すばらしい知識や、良き師匠と出会えたことで、成長し続けることができました。

師匠たちのおかげで、数年後には、複数のビジネスで利益がでるようになりました。でも、ある相談がきっかけで、僕の進む道が変わります。

 

ホームページなんかで、集客はできません

 

ITにどっぷり浸かった後の僕は「効率よく稼ぐ」という業界の考え方に染まり、その結果、お客と会話をすることがなくなっていました。

この状況に僕は「パソコンをカタカタ叩くだけの人生って、貴重な時間をドブに捨てているようなものなのでは…?」と、強い疑問を感じるようになりました。

ちょうどその時期、知り合いの経営者の方々から「ホームページをリニューアルしたのに、集客ができない」という相談を受けることが増えていました。

これはよくある間違いなのですが、ホームページの新規作成やリニューアルをしても、それで集客や採用ができるかと言えば、そんなことはありません。

でも、普通のウェブ制作会社はそんなことは説明しない。

だから、売上げアップを期待して、依頼して後悔する会社が後を絶たないのです。

相談を受けた社長たちも、まさにこの壁に悩んでいるようでした。

 

「ウェブは未知の世界だから…」という人のために

 

振り返って見れば、ダイエット関連のときから一貫して、僕らがやってきたビジネスはウェブだけでなく、集客の仕組みを作ることで売上を伸ばしてきました。

普通の経営者は「ウェブは未知の世界」という方が大半です。

だから、よく分からないホームページに期待してしまうのも無理はありません。

でも本来は、ウェブだけでなく集客や採用の仕組みもあって初めて、結果がついてくるものです。

であれば、自分たちがウェブのサポートをしながら、彼らの会社に合わせた仕組みを一緒に考える。

そして、集客や採用が上手く行く楽しさを一緒に味わう。

その結果として、深く関わったお客から「ありがとう」という言葉をいただく。

お金だけではなく本当に自分のやりたい事を考えた時に、人並みだけど、やっぱり、これが1番嬉しいことだという考えに至りました。

これが、WEB技能社を設立した理由です。

 

「IT会社だから会いに行かない」などもってのほか

 

IT会社では、目の前に座っている人とメールでやり取りすることも日常茶飯事です。

それくらい「話すのが嫌い」という人が多く、そのためか「お客と直接関わる仕事は省く」という考え方の会社も多いです。

たしかに、効率よく稼げるのは良いことです。

でも、一度も会わずにメールや電話だけで契約を済ませるのは、この業界の悪しき慣習だと僕は考えています。

だから僕らは、国内ならどんな田舎の会社でも、必ず1度は訪問することを会社のルールとしています。

ときには仕事の現場を見学させてもらうこともありますが、これもお互いに相手のことをより深く知り、長期的な関係を築くのが目的です。

人によっては、この姿勢を「面倒だ」と感じることもあるでしょう。

でも、本当の意味でお客に満足してもらい、ドライな付き合いをしないためには、必要なことだと僕は思っています。

これが私たちの事業で、僕の哲学です。

WEB技能社という会社は、まだまだ若い会社で、これからもたくさんの間違いをするでしょう。

しかし、私たちは今までもこれからも、集客に苦しんでいる経営者の方のためにがんばりたいと思って日々、努力しています。

このサイトを自由にご覧ください。パーソナルな部分も公開しているので、私たちのことをもっと良く知ってくれたら嬉しいです。

そしていつか、同じ志を持った者同士として共に成長できることを楽しみにしています。