今回は久しぶりに、ベタベタのテクニックをご紹介しようと思います。
テクニックなのでさらっと紹介して終わりますが、広告でもDMでも使えるし、リフォームでもIHや給湯器など何かの商品でも、全てに応用できる方法です。
ちなみに「他にもチラシの反応を上げる方法が知りたい」という方は、同じような記事を書いていますので参考にしてみてください(^^)
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割引して売ればとりあえず…
新聞折込などに入っているチラシをチェックすると、「決算セール」とか「創業祭」などの理由で安さを強調しているものをよく見かけると思います。
中には毎週のようにセールを行っていて「いっつもセールじゃん!」とツッコみを入れたくなるような会社もありますが、実際にあの手の広告はそれなりに反応がとれるものです。
安売りをすると、その分だけ客数を確保する必要が出てきます。ですからやり過ぎには注意が必要ですが、「一度やると辞められなくなる」という社長もいるくらいこの手の広告は一定の効果があるので、巷に溢れ返っているのが現状です。
割引に「理由」があると反応がもっと上がる
割引をして売れば最初は反響がありますが、「定価の30%OFF!!!」とか「限定5台限り」なんて表現を毎月使っていれば、お客も「ここ、いつ見ても安いじゃん」となるのでそのうち反応も落ち着くでしょう。
でも、この安売りに前述のような「創業祭」や「決算セール」など、割引するに足る理由がついていれば話は変わります。
僕の経験上、この「理由+割引」で訴求すると、ほぼ確実に反応が上がるんです。
また面白いもので、多少こじつけて「社員の誕生日だから割引します」といった内容のDMを打ったとしても、なんの理由もつけずに割引をするよりは高い反応が得られています。
広告に割引の理由+「限定性」をセットでつけると…!?
この「理由+割引」は本当に効果がでやすいので、あなたの会社で何かを割引して販売しているのであれば、ぜひ利用してみてください。
また「創業」「決算」「誕生日」など、1年に1度しかないものを理由にすると“限定性”も同時に打ち出すことができます。
広告の勉強をしている人にとっては耳タコかもしれませんが、この限定性のパワーは本当に強力です。
ですから割引に理由をつけるときには、この限定性も一緒に訴求できないかをセットで考えてみると良いでしょう。
ちょっとした工夫で広告の反応は上がる
今回紹介したのはちょっとしたテクニックでしたが、実践するとしないとでは、ほぼ確実に結果に差が出ます。
ですから手っ取り早く売上を向上させたい時には、ぜひ使ってみてください。
余談ですが、僕は社長にとって本当に大事なのは「人間の感情や心の動きを理解すること」だと考えています。
お客も従業員も取引先も、立場は違えど同じ人間。
であれば「どういう時に人間の感情が強く動くのか」を理解しておくことで、それが最終的に全ての局面で役に立つと僕は思うんです。
小手先のテクニックと、あらゆる局面で一生使っていけるノウハウ。この両方を、今後お伝えしていきたいと思っています。
P.S
大丈夫だとは思いますが、某大手紳士服販売店のように「開店セール」とか「閉店セール」を連発しないようにしてください(笑)。限定が限定でなくなってしまうので…。