先日、とあるリフォーム会社のお客様が、何も売ることなく、1ヶ月で口座に170万円のキャッシュを増やすという出来事がありました。

工事が完了して入金があった訳でもなく、何かの保険金がおりた訳でもありません。

たった1つのことを実行しただけで、労せずして170万円のキャッシュを手に入れたのです。

 

ある手紙を送っただけ

 

この方が行ったのは、過去に何らかのトラブルがあって未入金になっている方に、支払いの催促を行っただけです。

きっかけは、一緒にお酒を飲んでいる時に彼がポロッと『そういえば、先月完工した方がクレームになっててお金を払ってくれないんです』と口にしたこと。

ちょっと気になったので『代金が未回収の現場ってどれくらいあるんですか?』と聞くと、7~8件はあって、額も数百万になっているらしい。

社長はなかば諦めていたみたいなので、じゃあ未入金の方に送る手紙づくりをサポートするので、回収できたら何かおごって下さい(笑)、という話になったわけです。

 

肝はドライに淡々とした文章にすること

 

ここで大事なのは、電話などで催促をしないことです。

基本的にトラブルがあったお客に電話をするのは嫌なものですし、相手も電話でいきなり催促されると良い感情にはなりません。

なので、直接話すのはNGとし、DM形式で淡々とした文章で催促をするのがベターとなります。

 

参考にしたのは公共機関からの手紙

僕たちが手紙をつくる時に参考にしたのは、税金の支払いを催促する時に送る督促状。

テクニカルな要素は一切入れず、淡々と事実だけを伝え、期限を切って支払いを催促する堅い内容の手紙にしました。

そして、これだけで、2名の方から合計170万円の入金があったのです。

たった1回送っただけでこの効果ですから、本来の督促状のように、2度、3度と送ればおそらく他の方からも入金があるでしょう。

 

歴が長い会社にとってはチャンス

 

何の本で読んだかは忘れましたが、どんな会社でも、顧客の5%はクレイジーなクレームになるそうです。

となると、歴の長い会社ではクレームの数も多いはず。中には支払いを渋って未入金となっている顧客も多くいるでしょう。

そのような方たちの中には頑として支払わない方もいるかもしれませんが、基本的にはサービスを受けているわけですから罪悪感も感じているはずです。

であれば、催促の手紙を送れば今回の工務店のようにキャッシュが増えるかもしれないし、内容について相談できる連絡先を記載すれば、問い合わせてくる方もいるでしょう。

こちらから連絡するのはNGですが、顧客からの連絡であれば向こうも話し合う準備ができているはず。そこで改めて話し合えば、お互いに納得してスッキリできる可能性もあります。

今回は集客とは関係ない話でしたが、わずか82円の切手代でキャッシュが増えるかもしれないなら、試してみる価値はあると思います。あなたの会社でも支払いを渋っている顧客がいれば、試してみてはいかがでしょうか。