今日はまず、お詫びをさせてください。

前回の記事「サイトの上位表示対策でよくある間違い」において、公開後「“見出し2”が1つ抜けてるんじゃないの?」というご指摘をいただきました。

で、確認してみたところ、本当に抜けてる…。

記事の見出し1から見出し4をそのまま実例として出していたのですが、その際に「集客を狙うなら、ブログと日記を混同してはいけない」という“見出し2”の項目を入力するのを忘れてしまっていました。

現在は修正済みとなっています。混乱をさせてしまった方、ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m

そしてご指摘いただいた方、本当にありがとうございました。

 

ヤマダ電機に見る、大手企業の勢い

 

2017年11月、ヤマダ電機がリフォームのナカヤマを完全子会社化することが発表されました。

これについては業界紙のみならず日経新聞などにも出ていたので、ご存知の方も多いかもしれません。

リフォームのナカヤマと言えば、売上高だけ見ればニッカホームと並んでリフォーム業界のリーディングカンパニーの1つです。

すでにエス・バイ・エルやハウステックを買収しているヤマダ電機が、リフォーム会社まで傘下に収めたのですから、彼らの住宅事業に対する本気度がよく表れている買収劇と言えるでしょう。

 

工務店にとって驚異となりうる大手企業は他にも…

 

大手が住宅業界に参入してくる流れは、当分続くんじゃないかと僕は考えています。

例えばニトリはここ数年、店舗内でアイテムだけでなく「住宅としての空間」をイメージできるコーナーを増やしていますよね。

僕もお客として何度か見に行きましたが、「これ、まるごとリフォームを要望するお客もいるだろうな…」なんて考えていたら、案の定2017年5月に、中古住宅販売のカチタスへの出資を発表していました。

あくまで予想ですが、おそらく将来的には、無印の家のように、家全体をコーディネートできる形に変換してくるのではないでしょうか。

 

工務店にとって最悪のシナリオ

 

こちらはもう妄想の域かもしれませんが、僕が「これをやられたら工務店はキツい」と考えているシチュエーションがあります。それは

Amazonが住宅業界に参入してくること

です。彼らは日本全国、場所を問わず数多くの顧客の名前と住所を把握しています。

ですから中堅どころのハウスメーカーや地方の有力な工務店を買収さえすれば、「家づくりに関する本を買った人に、自動で営業メールを送る」なんてことが明日にでも実現可能になるわけです。

さらに、Amazonの保有するビッグデータをAIで解析すれば、他にも「この商品を買った人は、住宅購入に興味がある」ということも簡単にわかるようになるでしょう。

Amazonは、最近だと声で家電などを操作できる「Amazon Echo」の販売にも力を入れています。

これが売れれば関連商品として家電が売れるわけですから、それならいっその事「家を売れば全部売れるじゃん!」という発想になってもおかしくはありません。

実現したら、僕らにとっては「勘弁してくれよ…(泣)」となる話ですが、Amazonは食品や物流・広告などにも進出している企業ですから、あながちあり得ない話でもないと僕は考えています。

 

住宅市場再編に負けない方法

 

住宅市場では、数年前から「業界の再編が進むから、小さな企業が生き残るのは厳しい!」といった声が大きくなってきました。

確かにニトリやAmazonなどの大手が参入してきて、大々的に営業活動を始めたら、一定数の顧客はそちらに流れるでしょう。

大手の手法やAmazonの営業方法は地場の工務店にはまず真似できないですから、同じ土俵で戦ったところで勝ち目はありません。

ですから、ダイエーの進出によって地方の商店街の八百屋がたくさん潰れたように、倒産する工務店もある程度はでてくるでしょう。

だけど、それって言ってみれば「勉強してない会社が、潰れるべくして潰れた」だけの話。

ビジネスは実力社会ですから、生き残っている会社がある以上、言い訳は通用しません。

 

目には目を・差別化には差別化を

 

今日でもハウスメーカーが大々的に営業活動をしている中、それでも新築の約7割は工務店が建てています。

価格の安さもあると思いますが、工務店同士でも、伸びている会社とそうでない会社には共通の特徴があるものです。

その1つが、ライバルとの差別化要因をきっちり訴求しているかどうか。

これが出来ているかどうかは、業界再編後に生き残れる確率にも大きく関わると、僕は考えています。

例えばリフォーム業界で「うちには返金保証があります!」とうたう会社は今では珍しくありませんが、それでもライバル会社がやっていなければ、今でも集客においては強力な差別化要因となっているのは有名な話です。

これと同じように

・先代から50年やっている

・受注の3割が紹介

・職人が全員タバコを吸わない

などなど、これらも全て差別化要因となりえます。

家に対してこだわりのないタイプのお客にとっては、特徴のない工務店はどれも同じに見えるものです。

ですからお客が「どこに頼もうかな…」となったときに「ここは返金保証があるから、失敗がないかな」と、最後の決め手となるポイントを作れるかどうか。

業界再編で大手と戦うことになっても、生き残っていくためには重要な施策だと、僕は考えています。

 

待っているだけで利益は生まれない

 

会社経営において一番危ないのは「集客に対して受動的」だということです。

この記事を読んでくれているあなたは勉強熱心な方でしょうから、下請け仕事だけで満足するステージの方ではないでしょう。

ですが自社の集客においても、他社と同じことだけをしていては、永遠に地域No.1にはなれません。

同じ地域のライバルに勝てる差別化要因を作って力をつければ、将来、大手と戦っても勝ちきれる体制が整います。

一度ゆっくり時間をとって、考えてみてはいかがでしょうか。

 

P.S
Amazonはウェブ業界にも参入しているので、先日彼らが作っている検索エンジンを使ってみました。そしたら、Googleと全然変わらないクオリティじゃないですか!あな恐ろしや…