多くの社長さんにとって、Web上の集客は未知の世界。あまり考えたくない項目かもしれません。

人によっては積極的にデジタルマーケティングに取り組む方もいらっしゃるのですが、僕の経験上、そのような方はせいぜい1~2割。ほとんどの会社はホームページのリニューアルや、ブログによる上位表示対策でお腹いっぱいといったところです。

このようにWebでの集客が好きな方にも、またそうでない方にも、今日の内容はけっこう重要です。

場合によっては新規のお客さんを逃すことにも繋がる内容ですから、ちょっとだけ注目して読み進めてください。

 

7月から、あなたのサイトに警告が表示される?

 

7月からGoogleChromeにおいて、HTTPSページに対応していないサイトには警告が表示されるようになります。

HTTPSってなんぞや?と思う方もいると思いますが、簡単に言うと、サイト全体がセキュリティに対応しているかどうかの違いです。あなたの会社のホームページを開いてみて、URLが「HTTPS」で始まっていればセキュリティに対応済み、「HTTP」で始まっていればセキュリティには非対応となります。

(うちで作成していただいた会社様は、全社セキュリティ対応が完了しておりますのでご安心ください。)

 

以前は全てのサイトが警告の対象というわけではなかった

 

これまではHTTPSに対応しているページのみ「保護された通信」と表示され、未対応のページでは何の表示もされない…というのが基本の形となっていました。それが2018年7月からは、Chromeではすべての非対応のページのアドレスバーに「保護されていない通信」と警告が表示されるようになります。

YahooやFirefox、Safariなどのメジャーなブラウザでは以前から少しずつ非対応のページに警告を表示する動きはありましたが、今回はChromeが本気でセキュリティに厳しく取り組む姿勢を見せた形。

GoogleChromeは国内では4割以上のシェアがあるので、この影響は見逃せません。

 

お客さんが不安に思う可能性は大きい

 

HTTPSページに対応していなくても、それ自体がサイトの上位表示に影響することはありません。

ですがHTTPSページに非対応ということは「通信時に情報が外部に漏れる可能性がある」ということですから、サイトに訪れるお客は問い合わせや資料請求をためらう可能性があります。

そうでなくても、現在ではほとんどのサイトが当たり前のようにセキュリティに対応しています。そんな状況の中でアドレスバーに警告が表示されれば、「この会社は大丈夫かな?」などと思われかねません。

せっかく集客を頑張っているのに、この程度のことで新規客を逃してしまってはあまりにももったいないです。

ぜひ一度確認してみて、万が一非対応だった場合は早急に対策をとるようにしてください。