「もっとウェブを使って効率よく集客したいけど、どうしたら良い?」

うちに新規でくる問い合わせ内容は、上記のようなものが圧倒的に多いです。

昔と違って今はウェブ広告やホームページのセミナーが増えたので、ある程度知識があるのか最近は「ホームページの情報量を増やしたい」「デザインを変えたい」など、明確な要望をもって連絡してくる方も増えています。

 

Contents

ホームページを作り変えるより簡単かつ効果がある施策

 

何度かアナウンスしたのでご存知の方も多いと思いますが、昨年末くらいから既存客からのHPやLPの依頼が多い関係上、うちでは今、既存客からの依頼しか受け付けできていません。

だけど、せっかく頂いた問い合わせです。

これも何かのご縁と思って、問い合わせをくれた会社には丁寧にヒアリングと分析をし、できるだけお役に立てる回答をするよう心がけてはいます。

で、そうやって最近分析した会社(と言っても10社くらいですが)を見ていて、気づいたことが以下です。

 

読み手が共感できる物語がある会社は強い

 

基本的に分析をする時には、まずはうちの顧客の中から問い合わせが多い会社を抽出。

そして、そこと問い合わせを頂いた会社の違いを見比べるようにしています。

現状ではこの方法が最短で効果のある施策を提示できているのですが、最近分析した10社中、6社か7社に提示した内容の一つが「貴社の物語がよく分からない」というもの。

「うちの商品は素晴らしいですよ」「うちの工事は素晴らしいですよ」というアピールはどの会社もしているのですが、「なぜうちの商品が素晴らしくなったか」「なぜうちの工事の品質が良くなったのか」と、そこに至るまでのストーリーはすっぽりと抜けている会社が非常に多いことが分かっています。

 

令和時代の顧客が求めるものは…

 

今の時代、顧客の物欲は強くないですから「より良いものを買いたい」という欲求を全面に出す人はあまり多くありません。

広告の反応を5分で上げる方法③でもお伝えしたように、それよりも「本当に自分らしくなれるもの」「納得して購入できるもの」を求める傾向が強くなっています。

つまり、自分が調べたホームページや資料に、自分が共感できる物語が展開されているかどうか。

これが顧客に刺さるホームページの1つの特徴なんです。

 

物語ほど強烈なテクニックはない

 

コピーライティングの世界でも「ストーリー以上に強烈な訴求ができるものはない」という人は多いです。

僕の経験上でも、会社や商品の誕生秘話がしっかりと書かれているホームページや資料を持っている会社は安定して集客ができていると感じています。

WEB技能社でも、広告から入ってきた人には必ずどこかのタイミングで僕の物語を読んでもらうよう設定しています。これは独立して間もない頃から取り組んでいるのですが、総じて反応が良いです。

また、興味があれば調べてほしいのですが、僕は何年か前、電気自動車のテスラが誕生したきっかけを知って「テスラすげー!応援したい!」と本気で思ったことがあります。

現実的にテスラの車を買うことはないでしょうけど(笑)、それでも、今でもテスラは応援したい企業の1つです。

自己投影とでも言うのかな。

テスラのように未来において、本当の自分になるために、投影できる物語を持った商品や企業を応援する。
別に立派なものでなくても、このような物語をきっちりと書いている会社は間違いなく顧客から応援され、結果として受注が増えます。

独立秘話でも商品の開発秘話でも何でもいいです。

きっと効果を実感できるので、ぜひ、1つで良いのであなたの物語を書いてみてください。